NanoString GeoMx™ DSPを用いた空間プロファイリングの利点
NanoStringの空間プロファイリング・ワークフロー
組織内の形態学的コンテキストを備えたタンパク質と、mRNAの空間分布と発現量の解析は、免疫学、腫瘍学、神経病理学などの多くの研究分野における生物学的システムの理解を深める手助けとなります。また、複数の腫瘍タイプおよび疾患にまたがるサンプルを解析することで、空間的に異なる新たなタンパク質、そして新規のがんバイオマーカー候補となるmRNAの存在が明らかになりました。しかしご存じのように、トランスレーショナル・リサーチ・プログラムに必要なスループットスケールで、高度に多重化された方法を用いて前述のような研究を行うのは非常に困難です。
このような医療ニーズに応えるため、当社は異なる空間領域の組織から得た検体のタンパク質またはmRNAのハイプレックス解析を、単一のFFPE切片上で実行できる新しいプラットフォームを開発しました。この新しいプラットフォームは、GeoMx™ DSP(Digital Spatial Profiler /NanoString社)とNanoString nCounterまたはハイスループット・シーケンシングと統合することで、空間的に分解された数百~数千の検体測定を可能にします。ライカ バイオシステムの BOND RX システムには、スループットと再現性を向上させるために開発された、タンパク質と RNA の両方を自動サンプル処理できるワークフローが組み込まれています。
本ウェビナーでは、ライカ BOND RX と DSP を統合したワークフローを用いて、トランスレーショナル・リサーチを進める方法について解説しています。
スピーカーのご紹介
Mathias Holpert, PhD
Senior Product Application Scientist,
NanoString
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