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Leica VT1200 / VT1200 S

Leica VT1200S

ライカ VT1200およびVT1200 Sは、替刃の垂直方向のブレを最小限に抑制しています。 それによりデリケートな試料、例えば脳組織や脊髄、およびその他の哺乳動物の組織などを機械的な損傷から保護します。 装置の安定性と垂直方向のブレの極小化の結果、最高品質の切片が得られます。切片表面に残される生きた細胞の数が大幅に増加します。

半自動式のライカ VT1200は、切片厚やセクショニングストロークなどのセクショニングパラメーターを切片ごとに手動コントロールしたいという お客様の声に応えて開発されました。このビブラトームは高い操作性と高速セクショニングを特長とし、フルレンジのアクセサリーが提供されます。

全自動式のライカ VT1200 Sは、マルチユーザーの研究、実験室向けです。1台の装置で、半自動/全自動を使い分けることができます。 全自動モードに設定した場合は、試料の自動送り/リトラクションと、カッティングウィンドウを利用できます。 また最大8種類の個別操作パラメーターを設定することができます。

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Leica VT1200S

VibroCheck™について

ライカのビブラトーム最大の特長とも言える、替刃のブレを測定・補正するVibroCheck™(オプション)を使うことで、 垂直方向のブレを1μm以下に抑えることができます。 これにより、デリケートな試料(例えば脳組織や脊髄、 およびその他の哺乳動物の組織など)を機械的な損傷から保護します。 装置の安定性と垂直方向のブレの極小化の結果、生きた細胞の数が大幅に増加します。

VT1200S アイスバス

アイスバス

アイスバスとバッファートレイは、生理学的条件下での作業を可能にします。 これらモジュールは装置本体から外すことができ、試料の位置と方向を顕微鏡下で簡単に調整できます。

VT1200S ナイフホルダー

ナイフホルダー

ナイフホルダーは90°回転でき、ダブルエッジレザー全体やサファイヤナイフまたはインジェクター替刃を安全かつ正確に挿入できます。 逃げ角は3段階調整式です(15°、18°、または21°)。

VT1200S コントロールパネル

快適なカスタマイズ

コントロールパネルは、ユーザーのお好みに応じて、装置のどちら側にも設置できます。

Leica VT1000 S

ライカバイオシステムズは、オープンイノベーションをリードするパートナーたちと提携し、研究に適した柔軟性のあるソリューションを提供しています

ライカ VT1000S

神経科学の精密な切片作製に

ライカ VT1000 Sはナイフの振動数と切削速度がリニアに連続調整でき、 振幅も5段階に切り替えられますので、 実用上どのような試料にもぴったり合わせて調整できます。 とりわけ固定しない新鮮な組織では、作業のスピードアップが非常に重要です。

ナイフのリターンストロークが5mm/秒と速く、また自由にプログラムできるカッティングウィンドウ機能を備えましたので、 最小試料でも最高速度で切削できます。試料の自動リトラクション機能は、ナイフのリターンストローク時に試料を損なわない工夫が施されています。

ナイフホルダーもバッファートレイも簡単に交換できますので、固定試料から非固定試料へ取り替えた時、固定液が残るおそれもありません。

ライカ VT1000S 切片サンプル

生理学的条件を保護

ライカ VT1000 Sは、切片を作製している間も生理学的条件を保ち、組織、酵素、抗原ともに最適な状態で保護されます。 試料は、冷却された生理的バッファー溶液を満たしたバッファートレイ内に置かれます。

ライカ VT1000S 試料ディスク

実用的な付属品

バッファートレイをわざわざ外さないでも、試料ディスクだけを取り替えれば簡単に試料を交換できます。 また標準組み合わせに大きな広視野ルーペが付いています。光ファイバー照明(オプション)は、切削する全範囲を正確に照明することができます。

ライカ VT1000S バッファートレイ

二重壁のバッファートレイ

二重壁のバッファートレイには、クランプが付いており、酸素供給ホースを正しい位置に保持します。2種類のトレイがあり、 試料サイズ 33×40 mm用と70×40 ㎜用を使い分けられます。マグネティック試料ディスクは切削する前に、試料を正しい方向へ向けるツールです。

ビブラトームの実力 - 最新活用事例とその可能性

国内で行ったVT1200 Sのオンラインデモをご覧いただけます。
新たな活用も広がりつつあるビブラトームについて、その活用事例と、使用のコツなど実演を交えてご紹介いたします。

実証された精度と再現性

肝臓組織切片は多くの研究において、非常に有用ですが、その薄切は様々な機器によって行われ、結果には大きなバラつきがありました。 独テュービンゲン大学病院では、5つの異なる種(ヒト、マウス、ラット、豚、牛)に対し、 ライカのVT1200 S と Vibrocheck を使用して、切片厚と品質の再現性を検証しました。 この分野でこれまで使用されてきたスライサーと比較して、その組織切片の精度と再現性の向上が実証されています。 このホワイトペーパーはカタログと併せてダウンロードしていただけます。

ビブラトームでの切片作製例

ラット海馬のCA3域。楔状細胞を覆う、Syntaxin陽性の軸索ターミナル。40μm切片、400×

ラット海馬のCA3域。楔状細胞を覆う、Syntaxin陽性の軸索ターミナル。40μm切片、400×

CA1域の拡大。尖った樹枝状の突起をもつ楔状ニューロン

CA1域の拡大。尖った樹枝状の突起をもつ楔状ニューロン

ラット脳皮質のCalbindin D 陽性ニューロン A。30μm切片、200×

ラット脳皮質のCalbindin D 陽性ニューロン A。30μm切片、200×

ラット脳皮質のCalbindin D 陽性ニューロン B。0μm切片、200×

ラット脳皮質のCalbindin D 陽性ニューロン B。0μm切片、200×

小脳のCalbindin D 陽性のプルキンエ細胞

小脳のCalbindin D 陽性のプルキンエ細胞

ラット小脳の顆粒状層に見られるGFAP陽性の星状膠細胞

ラット小脳の顆粒状層に見られるGFAP陽性の星状膠細胞

ラット海馬のGFAP陽性の星状膠細胞。星状膠細胞が血管を取り巻いている。30μm切片、200×

ラット海馬のGFAP陽性の星状膠細胞。星状膠細胞が血管を取り巻いている。30μm切片、200×

ラット前脳基底のコリン作用性中隔ニューロンをラベリング。コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)に対し、多クローン性抗血清を使用

ラット前脳基底のコリン作用性中隔ニューロンをラベリング。コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)に対し、多クローン性抗血清を使用

とかげの尾 A

とかげの尾 A

とかげの尾 B

とかげの尾 B