Full Digitalization - フルデジタル化こそ病理の未来
ライカのAperio GT 450は年間12万枚ものスライドをスキャンすることが可能です。そのGT 450を複数台並べた 次世代のデジタルパソロジーの運用が世界で既に始まっています。日本国内でもバーチャルスライドシステムを導入している施設は少なくありませんが、その多くが部分的なデジタル化に留まっています。
ライカではデジタルパソロジーの本質は、病理ワークフローの改革だと考えています。それは、人的リソースへの大幅な負荷軽減、デジタルによる精度管理、AI活用といった先端技術利用など、経営資源の再編にもつながるDX(デジタルトランスフォーメーション)でもあります。これらの多くはすべてのスライドがデジタル化されることで初めて達成され、だからこそ、今それを目指す動きが各所で始まっています。デジタルパソロジーの次なるステージについて、是非ご検討ください
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特別ウェビナー:病理スライドのデジタル化がもたらす経営インパクトとは
富山市立富山市民病院では、本年2024年から始まった「医師の働き方改革」に向け、2022年より病理標本のフルデジタル化を実現されました。今回、同病院の副院長(当時)でもあられた齋藤 勝彦先生をお招きして、フルデジタル化がもたらした病理ワークフローの改善効果と、その結果として得られた経営メリットについてご講演いただき、さらにディスカッションを通して今後の展望についてもお伺いしています。
- 富山市立富山市民病院でのデジタル化の取り組み
- AI・DX時代に医療で求められる能力と組織とは
- 医師の働き方改革とICT活用
- 病理部門のデジタル化とその経営インパクト
- デジタル化による医療安全の向上
- デジタル化がもたらすタスクシフトとは
Aperio GT 450
次世代のためのバーチャルスライドスキャナー
より素早く自動化されたスキャン。ライカが目指したのは、全スライドスキャン時代に向けた次世代のハイスループットです。スライドガラス1枚当たりわずか32秒*の高速スキャンを実現しました。 この32秒には、対象領域のスキャニング、フォーカシング、キャリブレーション、および画像品質チェックが含まれます。
ラックを置くだけですべての工程が自動で行われます。またオープンフェイスデザインによって、たとえスキャン中でも常にラックの出し入れが可能です。
*15 x 15 mm、40倍の場合
スキャンスピード 32秒
1時間にスライド 81枚
年間12万枚のスキャンを実現
Leicaの光学系による優れた画像品質
次世代の画質を提供するライカの技術革新
ドイツのLeica Microsystemsで精密に仕立てた対物レンズは、1841年から積み重ねた同社の光学技術を凝縮。バーチャルスライド専用に改良を施し、高速スキャンとリアルタイムフォーカスに最適化しました。
Aperio GT 450は、当社の新しいスキャニング技術であるReal Time Focusingテクノロジーを採用しています(以下RTF、米国特許9,841,590)。RTFはスキャニングとフォーカシングを同時に行う技術です。これにより、組織全体に対して良好なフォーカスを保ちながら、高速スキャンを実現します。
Mitotic Events (Breast)
有糸分裂イベント(乳房)
Intercellular Bridges
細胞間橋
Chromatin
クロマチン
Nucleoli
核小体
Cellular Groves (Thyroid)
セルラーグローブ(甲状腺)
オープンフェイスデザイン
ラックスロットにはオープンフェイスデザインを採用。スキャン中であっても連続ローディングが可能です。 また優先ラックを最大3つまで割り当てできるため、急ぎのケースの対応に有用です。
自動認識とノイズ除去
Aperio GT 450 は、99.5% の正確性で組織を自動認識します。スライドの両側から光を当てることにより、 不要物を除外し、染色された組織のみに対してスキャン領域を自動認識します。
画像品質の管理
スキャン 1枚ごとに自動でのクオリティコントロールとキャリブレーションを実施。 まだ自動的に画像品質の評価が行われるため、再スキャンのためにスライドを取り寄せることもなくなります。
デジタルパソロジーを包括するライカの製品ラインアップ
Aperio CS2
汎用性の高い小型システム
Aperio CS2は超小型でお求めやすい価格の5枚スライドスキャナーです。スタートボタンを押すだけの、直感的なインタフェースと使いやすいデザインでデジタル画像を迅速かつ高画質で作成することができます。
- 小型省スペース設計
- JPG2000の圧縮技術で画像ファイルサイズを最小化
- 組織のない領域を自動的にスキップ
Aperio LV1
ライブビューを備えたコンパクトモデル
Aperio LV1は最小限のIT要件で速やかに導入でき、簡単に設置できます。高解像度のバーチャルスライド画像に遠隔対応のライブビュー機能を加えた Aperio LV1は、優れたコストパフォーマンスで多様な用途に対応し、速やかに結果を出すことができます。
- 4スライドトレイ、バーコード対応
- 2.5倍、10倍、20倍、40倍でのスキャン及び表示
- 同一スライド複数領域を最大16まで同時ライブビュー可能
- Z-スタック対応
- リモートで倍率を変更し、スライドの切り替えが可能
デジタルパソロジー関連カタログのご案内
Aperio 総合カタログ
ライカのデジタルパソロジー製品を網羅したカタログです。スキャナーのみならず、ビューワーやアルゴリズム、サーバー製品といった、Aperioが提供するソリューション全体をご覧いただけます。
ダウンロードAperio GT 450
Aperio GT 450は、最大450枚のスライドローダーを搭載した次世代型バーチャルスライドスキャナーです。30以上の特許を備え、デジタルパソロジーを次のステージへスケールアップします。
ダウンロードThe Leeds Guide
15年におよぶワールドクラスの実績をもつ英国リーズ大学に蓄積された経験と知識に基づき、デジタルパソロジー導入に向けた様々な課題に対する実践的な情報がまとめられたガイドブックです。
ダウンロードいつでも、どこでもアクセス可能
Aperio eSlide Managerの優れた閲覧オプションによって、WebビューアやiPadおよびiPhone用のePathViewer、またはImageScopeのクライアントビューアまでもが統合され、画像へと安全にアクセスできます。
人間工学に基づく使いやすいインターフェイスにより、単一のサーバーからでも、高度なハブアンドスポーク展開からでも、スライド画像へとに簡単にアクセスが可能です。
変化するニーズにも適応
Aperio eSlide Managerはお客さまのニーズに合わせて拡張され、組織やITシステムとの統合も容易なスケーラブル・ソリューションです。
すぐに導入できるソフトウェアコンポーネントは、モジュラー型アーキテクチャへとすばやく統合されます。つまり、特定のワークフローを必要な時にそのまま追加できるため、将来のニーズもサポート可能なシステムとなります。
新しいエントリーパッケージ
初期費用をおさえるために、価格を抑えたエントリーサーバーのご用意があります。2,000枚分の画像保存ができ、eSlideManager のすべての機能が使えるデータベースパッケージです。必要に応じてアップグレードすることで、フルスペックのデータベースに拡張可能です。
主なアプリケーション
- WSIのデータベース化
- 様々なデータの一元管理
- ユーザーごとアクセス権限の管理
- ウェブブラウザベースのAperio Web Viewer
- 最大130名の同時アクセス
* すべての製品はReasech Use Onlyです。診断にはお使いいただけません。